パントテン酸の副腎や皮脂、毛髪への効用、パントテン酸を含む食品などについて説明しています
パントテン酸は、名前と学名が同じビタミンでギリシャ語で「広範囲」「いたるところにある」を意味します。パントテン酸は、糖質やタンパク質、脂肪の代謝を助ける、重要なビタミンB群の仲間で、私たちの身体の成長や生命を維持していくためには欠かすことのできない大切なビタミンです。その名のおり、様々な食品に含まれているため不足の心配はほとんどありません。ただしアルコールやカフェインはパントテン酸を消耗します。
人間がイライラしたり、緊張したりして、ストレスを感じると副腎は副腎皮質ホルモンを合成します。副腎皮質ホルモンの働きとして、血糖値上昇やエネルギーを増加させストレスを解消する作用があります。パントテン酸は副腎皮質ホルモンにも関与しているため、パントテン酸が不足するとこれらの働きが阻害されます。また、パントテン酸は皮膚や皮脂、毛髪、毛根の栄養に関与しているビタミンなので、養毛剤や育毛剤の成分にもなっています。毛髪にハリや艶、コシがなくなってきたとき、薄毛がめだってきたときには、パントテン酸を積極的に補給するようにしましょう。
パントテン酸を多く含む食品は、レバー、納豆、卵、スキムミルクなどです。
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