ナイアシンの効能や、ナイアシンを多く含む食品について説明しています
ナイアシンは、人間の生命活動を維持するエネルギーの生産や脂肪の合成などに関わっています。ナイアシンは学名をニコチン酸といい、糖質と脂肪の代謝に重要な役割を果たすビタミンで、血液循環を活発にたり、コレステロールを低下させる働きがあります。また、ナイアシンはお酒や糖尿病とも関係のあるビタミンなのです。
お酒を飲んだとき、体内に入ったアルコールは肝臓で分解されるのですが、その際必要になる酵素のひとつがナイアシンなのです。そのためお酒をたくさん飲んだときは、ナイアシンを多く摂取すると二日酔いの防止になります。また、ナイアシンはインスリンの生成を促進します。インスリンは、糖質をエネルギーに変える際に必要となる物質なので、ナイアシンを摂取することにより、糖尿病に効果があります。ナイアシンは不足すると、胃腸障害や精神障害、うつ病などを引き起こすことがありますが、通常の食事で必要な量を摂取できるので、特に不足の心配はいりません。
ナイアシンを多く含む食品は、かつお、さば、レバーなどです。
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